pon-pon-pon3’s diary

副業をはじめようと思ってブログ開設しました。

PCR検査 保険適応

コロナウイルス検査に対して

PCR検査が保険適応になったとニュースになりましたね。

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そもそもPCR検査って?

結核のときの検査でPCR検査するっていうのがあります。

PCR検査とは、ウイルスの遺伝子を検出するための検査です。

少ないウイルス量でも検出できるといわれていて、検出力の高い検査方法。

コロナウイルスが、口蓋垂(いわゆる喉ちんこ)の両サイド周囲の喉や、鼻腔、痰にウイルスが存在しているときに、喉をスワブっていうもので拭ったり痰を検査します。

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でも、100%万能ではないんです。

偽陽性偽陰性が起こることがあるということ。

専門的になりますけど、

検査には、感度と特異度というのがあります。

感度とは、

その疾患を持つ人が検査を行った場合に陽性となる頻度。この場合、本当にコロナ陽性の人を検査をしたときに「陽性」と正しく判定する割合です。

特異度とは、

その疾患を持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度。です。なので、コロナ陰性の人を「陰性」と正しく判定するということです。

 

初回検査で陰性と出たけど、それでも症状や、濃厚接触してるとか、疑わしいなというときに、2、3回と検査をすると陽性であったというのをニュースで見た方、聞いた方もいるかもしれません。

 

ですけど、コロナウイルスっぽくない人

臨床症状的に一般の風邪を疑うような人にもPCR検査をすると、

先ほどの感度と、特異度の関係からも、本当は陰性なのに、

陽性と検出してしまったり、偽陽性をなってしまったり。その逆も。

かえって混乱を招いてしまうかもしれないですよね。

なので、厚労省は受診の目安を

1. 風邪の症状や37・5度以上の発熱が

 4日以上続く

2. 強いだるさや息苦しさがある。

として、PCR検査も、こういう場合に検査をすると指標を出しました。

 

緊急事態宣言が遅すぎるとか、いわれていますが、そういうのよりは、より噛み砕いた説明をうんと、わかりやすく私たちに説明してくれたほうがいいなと思いました。